清水エスパルスvs横浜FCの“国立決戦”にペナルティ・ヒデ「トップクラスでいい試合だった」


SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」で、パーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さんが、9月28日に国立競技場で行われた「清水エスパルスvs横浜FC」戦を振り返りました。

ヒデ:国立お疲れ様でした。横浜FCのサポーターの皆さんもありがとうございました。J2史上最高観客動員数(5万5598人)、6万人近いお客さんが集まりました。

鬼頭:すごかったですね。

ヒデ:それにしても鬼頭さん、今日は私は物申しますわ。あなたへのクレームです。

鬼頭:何ですか、聞きますよ。

ヒデ:当日のスタジアムイベントのことです。台本では、5万5000人以上の観客の中で、私の発声で「火曜の夜は⁉」の後に、5万人が「フットーク!」って言う予定だったんです。だから僕も気合を入れて「皆さん、ご唱和ください」って1回練習して…。で、「それではまいりますよ」って僕が言ったら、そのセリフの途中に鬼頭さんがカットインしてきて「火曜の夜は!?」って言ったんですよ。

鬼頭:確かに言った(笑)

ヒデ:俺は「エッ!?」と思いながら、マイクをスタジアムに向けてサポーターの「フットーク!」っていう音を拾って、スタッフさんみたいなことをやったんすよ。どういうことなんですか…。

鬼頭:すみません、あの時はテンパってました(笑)

ヒデ:クレーム2つ目です。ゲストを1組ずつ紹介する中で、我々コンビは通常の鉄板ネタをやろうとしてたんです。うちの相方(ワッキー)を紹介せずに「おいおいおい」っていう…。それをやろうとしたら、鬼頭さんは余計なことを言った。「そして!」って、相方を紹介しようと。やめてください……。

鬼頭:ボケ殺し(笑)

ヒデ:俺はまだいいですよ。相方の本当に「おいおいおい」っていう顔(笑)。あいつはあいつで動揺しちゃって…。

「まさに頂上決戦」

ヒデ:試合は本当に素晴らしい、まさに頂上決戦という内容でした。

鬼頭:互いに譲りませんでしたね。

ヒデ:本当に「ディス・イズ・フットボール」でしたよ。最初にアウェーチーム(横浜FC)が得点して、「これで終われないよ」とホームの清水が1対1に。勝ち点1差の首位攻防戦で当然拮抗した試合になりましたが、清水もちゃんと追いついた。もちろん勝って終わりたかったんですが、負けない強さを証明したんじゃないかな。僕自身もいろんな試合を見てきましたが、本当にトップクラスでいい試合だった。

鬼頭:私はピッチサイドにいたんですが、上から見ていて、選手には緊張や硬さが見えましたか。

ヒデ:選手に聞かなければ分かりませんが、試合の入りは確かにそんな感じがしましたね。途中からイニシアチブを取るようになってきて、らしさが出てきたんですけど。アウェーのサポーターの勢いもすごかったんですよ。僕らがいたスタジオが横浜FC側に近かったので、よりそれを感じました。

あの雰囲気の中で、横浜FCは「どう転がっても」ぐらいの捨て身で来たのかなと。かなりハードな感じで来てましたよね。ちょっと飲まれたら嫌だなと。

22ミリという芝の長さがちょっと影響したんじゃないかなということもあるけど、それは相手も同じ。

鬼頭:アイスタ日本平の芝の長さはおよそ10〜12ミリ。今回の国立は22ミリ。1センチの差ってそんなに違うんですか?

ヒデ:全然違います!普通ならこの感じでボールが来るだろうなって思ってて待ち構えてたらボールが届かなかったり、この強さで蹴れば届くだろうという感覚で蹴っても届かなかったり。

でも、勝ち点3がほしかったのが本音ですけど、負けなかったっていうのも大事ですから。やっぱり負けるわけにはいかない天王山。大切な一戦でしたからね。

鬼頭:とにかく残り試合も少なくなってきたので、頂上を目指して頑張っていただきたいと思います!

サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!

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