第39回静岡県ヤングサッカーフェスティバルが3日、草薙陸上競技場で行われ、U-16女子の部は静岡選抜と東京選抜が対戦。静岡選抜は前後半に1点ずつ奪われ、0−2で敗れた。
9月の佐賀国民スポーツ大会を目標にしたチーム同士の対戦。静岡は前半16分に中央を崩されて先制を許すと、後半10分にもドリブルで守備ブロックを崩されて2点目を奪われた。
静岡はボランチの兵庫彩夏(常葉大橘中)とトップ下の山田明莉(東海大翔洋中)を中心に試合を組み立てた。しかし、東京選抜の鋭いプレスに苦しみ、最後まで相手を攻略できなかった。
選手・監督コメント
<ボランチ兵庫彩夏主将(常葉大橘中)>
うまくボールを前に運べなかったり、もう少しでゴールのところで相手に取られてしまったりした。自分たちの新たな課題が見つかった。
<ゲームメーカーの山田明莉(東海大翔洋中)>
いい形での仕掛けもあったが、最後のところで工夫できず、決めきることができなかった。シュートの本数も少なかった。守備でも東京の良い動き出しに対応できなかった。全国優勝を目指しているので、足りないところを改善していきたい。
<渡辺千春監督(桐陽高)>
東京はとにかくうまかった。自分たちがやりたいことを東京はすべてやっていた。自分たちは中学2年と中学3年が半々ぐらいのメンバー構成。今年は国スポでの優勝を目指してやっていく。