レジェンド大集合の「駿河屋サッカー教室」12月17日、静岡市で開催!「スタグルも充実」元リーガー谷澤達也さんが来場呼びかけ

静岡県で毎年年末に開催されるイベント「世界にはばたけ!駿河屋サッカー教室」が今年は12月17日、草薙総合運動場で行われます。イベントに参加する元Jリーガー谷澤達也さん(静岡学園高校出身)がSBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」で、来場を呼びかけました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん。

鬼頭:駿河屋サッカー教室は子ども向けサッカー教室だけでなく、現役選手や数多くのレジェンド選手たちによるスペシャルマッチが行われるイベントです。

谷澤さんのキャリアを紹介します。1984年生まれ、焼津市出身。静岡学園高サッカー部時代は中盤の選手として、2年生、3年生で全国高校サッカー選手権に出場。卒業後、柏レイソルに入団し、ジェフ市原・千葉、FC東京などを経て、2019年から藤枝MYFCでプレー。2021年に現役引退し、現在は藤枝MYFCのアカデミースタッフとしてユースチームのコーチをしています。

静岡学園高時代の思い出

ヒデ:84年生まれの谷澤さん世代のことが聞きたいです。どんな選手が?

谷澤:成岡翔選手(藤枝東高出身)や、菊地直哉選手(清水商業高出身)がいました。

ヒデ:出身は焼津。静学を選んだ最大の理由は?

谷澤:自分は身体能力もなく、足も遅いし、背も大きいわけじゃなかったので、本当にテクニックで勝負するしかないと思っていました。「それなら静学かな」っていうのが一番ですね。

ヒデ:選手権には特別な思いがあったと思います。

谷澤:負けたら終わりという意味で、本当に緊張感がものすごいんですよね。

ヒデ:静岡学園でレギュラーを勝ち取るのも大変だし、静岡を勝ち抜くのも大変。出た以上は簡単には帰ってこれない。

谷澤:あとは「運」も大事だと思います。

ヒデ:結果はベスト16。悔しさも残る大会になったからこそ、それを糧にしてプロ生活があったわけですよね。

指導者に必要な「言葉の伝達力」


鬼頭:コーチをしている藤枝MYFCユースにはどんな選手がいるんですか。

谷澤:本当にみんなサッカーが好きですね。練習終わってもボールを蹴ってるので、「もう早く帰れよ」ってこっちが言ってしまうような感じ。

ヒデ:僕からしたら、谷澤さんの世代は年齢が一回り違うんですが、みんなもう上手いんですよ。谷澤さんからご覧になって、さらに今の環境は違いますか。

谷澤:テクニックだけではなく、組織化もそうだし、考えたプレーをしているなと。

ヒデ:海外志向も強い?

谷澤:いろんな日本人が海外で活躍するようになって全然変わってきましたね。

ヒデ:難しさもないですか?教えるの大変だったりするでしょ?

谷澤:でも本当に難しいのは、言葉なんですよね。言葉の伝達力というか。どう伝えたら一番伝わるのかなっていうのが本当に難しいです。

ヒデ:それも選手によって違いますもんね。この子はこう言う方がいいだろうとか。

恩師井田勝通さんの凄さ

谷澤:子どもたちって本当に素直だし、面白いんですよ。変化が早いので、それを感じた時はこの職業の喜びですよね。今は一緒に練習してデモンストレーションをやったりしています。細かい部分もそれなりに手本を示せるので、実際にやりながら伝えています。

ヒデ:少し間違ったアプローチをしたら「もしかしたらこの子にストップかけちゃうんじゃないか」とか思うと、大変でしょうね。

谷澤:僕はあまり考えるのが得意じゃないので、感じたことを大事にしています。言葉力でいえば、高校時代の恩師の井田勝通さん(元静岡学園高校監督)の言葉が一番すごいなと思っています。

ヒデ:特に残っている言葉はありますか。

谷澤:大事な試合の前に話す言葉がものすごいなと思います。今振り返っても、奮い立たせてくれるような。同じことをみんな言ってても、井田さんがその言葉を言うだけで重みが違う感じで。

ボールタッチや体の使い方見て


鬼頭:井田さんも今回駿河屋サッカー教室に参加します。今年は12月17日、草薙総合運動場で行われます。サッカー教室の参加者の応募は終了しましたが、イベント自体は無料で見られるんですよね。

数々のレジェンドによるスペシャルマッチということですが、今回はどんな方が出られるんですか。

谷澤:今年引退した小野伸二さん。ここは外せないですよね。

鬼頭:小野さんが出場する試合は午前10時から。「駿河屋スペシャルマッチ」ということで、小野伸二さん率いる「SHINJI FRIENDS」 とラモス瑠偉さん率いる「SHIZUOKA AMIGOS」の試合があります。

正午からは小学校4〜6年生を対象にした、駿河屋サッカー教室が行われます。午後1時45分からはトークショー。午後3時からは「駿河屋ドリームマッチ」。澤登正朗さん率いる「NOBORI FRIENDS」と 元静岡学園サッカー部監督の井田勝通さん率いる「SURUGAYA  AMIGOS」の試合です。

ヒデ:豪華。やっぱり静岡の人って羨ましいね。

鬼頭:静岡のチビっ子たちが来ます。どんなプレーを見せたいですか。

谷澤:こういう試合はボールタッチとか、体の使い方、ちょっと細かい部分にフォーカスして見てもらっても面白いんじゃないかなと思います。

ヒデ:ボールのないサイドを見てあんな動きしてるんだとか、ボールを受ける前にこんな首を振って見てるんだとか。あとは、やっぱり出場選手も「やっぱり俺まだやれるよ」は見せたいんですよ。だからいつもより頑張っちゃうと思うんです。これ必見ですよ。

スタグル充実!オススメは「冬のおいもパラダイス」

鬼頭:駿河屋サッカー教室は美味しいものも集結します。スタジアムグルメが40以上集まります。「冬のおいもパラダイス」エリアという素敵なエリアがあって、15店舗ぐらいのおいものキッチンカーが!そして飲食・キッチンカーエリアには、たこ焼き屋さんや居酒屋さん、選手も行くお店があったり。これは豪華ですね。

ヒデ:これを食べるために行く方も多いと思います。ついでにサッカー見てみてください。すごいから。

鬼頭:谷澤さん、あらためて駿河屋サッカー教室に向けて皆さんにメッセージをお願いします。

谷澤:現役選手からレジェンドまでたくさんの方が来てくれるので、いろんなことを学んでほしいなと思います。スタグルも本当にたくさんあるので、ぜひ来てください!

サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!

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