スタンドで声をからしたオレンジサポから叱咤激励!「来年もJ2行脚するぞ!」「根本から立て直しを」

サッカーJ1昇格プレーオフ決勝「東京ヴェルディ(3位)ー清水エスパルス(リーグ4位)」が国立競技場で行われ、清水エスパルスは1−1のドローに終わり、1年でのJ1復帰を果たせなかった。スタジアムで声援を送ったオレンジサポーターからは、チームへの愛ある叱咤激励が寄せられた。

友人3人と訪れた函南町仁田の会社員森島宏佑さん(41)は「悔しい。選手たちは一生懸命にやったが、2点目を奪う力がなかった」と課題を挙げ、「今季は何度も勝ち点を取りこぼした試合があった。チームの若返りを図り、もっと力強くなってほしい」と期待した。

三島市の会社員坂田里実さん(62)は「最後のPKの判定は、チームやサポーターの1年を左右するジャッジだった。最後の最後に失点する昨季からの悪い癖が抜けきれなかった」と話し、「来年もJ2行脚する。今季は根本からの立て直しを期待していたが、付け焼き刃だったのでは。J1に昇格しても残留争いに巻き込まれないチームづくりをしてほしい」と願った。

小中学時代のサッカーチームの仲間4人で声援を送った静岡市清水区の増田優斗さん(19)=静岡産業大1年=は「最後の判定は微妙だった。人によって判断は異なるのでは」と悔しそう。「選手たちは絶対にチームに残り、来季は当たり前のようにJ2で優勝して昇格してほしい」とエールを送った。

三島市若松町の会社員長谷川弥久さん(33)と妻の葉月さん(26)は「1年で復帰できなかったので、良い選手たちが抜けていくのでは」と心配そうに話し、「今回昇格できなかったということは、J1に昇格しても厳しいということでは。昇格だけを目指すのではなく、その先を見据えたチームづくりをしてほしい」と話した。
シズサカ シズサカ

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