第2章 「プール制」を問う

「プール制」を問う(4・完)水揚げ上限 科学的根拠で規制必須(2019/1/10 09:54)
「駿河湾の宝石」と呼ばれるサクラエビ。その漁業を40年以上支えてきたのが「プール制」だ。今、制度の理論的支柱となった東京海洋大名誉教授の大森信氏(81)や、加工業者から相次いで改革を求める声が出ている。大森氏が当初目指した、「漁業者が自ら資…
「プール制」を問う(3)加工業者改革訴え 漁師独占、疑心暗鬼(2019/1/9 09:53)
駿河湾のサクラエビ漁業において、その緊密さから「車の両輪」と例えられることが多い漁師と加工業者。ただ、1977年3月に「総プール制」が導入されて以来、一種の緊張関係が続いている。 由比地区(静岡市清水区)の大手加工会社小倉食品の元…
「プール制」を問う(2)大森氏、改革を提言 漁船半減、分業化(2019/1/7 09:52)
「今こそプール制の運用見直しが必要だ」。現代サクラエビ漁の生みの親とされる大森信氏(81)=東京海洋大名誉教授=は2018年12月の取材に対し、「私が思い描いた形ではない」と怒りと落胆の表情を浮かべた。その上で40年以上も続いてきた制度に対…
「プール制」を問う(1)大森氏、批判と悔悟 資源管理「方便」(2019/1/7 09:50)
「資源管理の模範」と言われることも多い駿河湾のサクラエビ漁の「プール制」。ただ、昨年は秋漁が全面休漁を強いられ、春漁の水揚げ量も約312トンと記録が残る1986年以降で最低を更新するなど、制度の在り方が問われ始めている。プール制の理論的支柱…

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