熱海港周辺の海底ごみ引き上げ 海岸線もきれいに ダイバーや市民ら220人
熱海市の熱海港周辺で12日、熱海ビーチクリーン2024(実行委員会主催)が開かれた。ボランティアダイバーや企業団体の関係者ら市内外から約220人が参加し、海底や海岸にたまったごみを収集した。
![海底からごみを引き上げたダイバー=熱海港](/news/images/n147/1469051/IP240512TAN900011000_0001_CDSP%282%29.jpg)
参加者のうち、ダイバーは100人を超えた。ウエットスーツとタンクを装着し、5隻の船に分乗して熱海サンビーチ前などの海底に潜った。行楽客が落としたとみられる折りたたみ椅子や釣りざお、不法投棄されたタイヤ、バッテリーを次々に引き上げた。
海岸線ではペットボトルや空き缶などのごみが目立った。熱海ビーチクリーンは32回目で、実行委員長の豊嶋康志さんは「次代の子どもにきれいな海の自然を残したい」と語った。