台湾関係者が静岡市長訪問 静岡まつりにブース

 第68回静岡まつりに合わせ、台北駐日経済文化代表処横浜分処の張淑玲処長が5日、静岡市役所静岡庁舎に難波喬司市長を訪ね、祭りへの台湾観光協会のブース出展をPRした。

静岡市と台湾のさらなる交流促進へ意見を交わす張処長(左)と難波市長=市役所静岡庁舎
静岡市と台湾のさらなる交流促進へ意見を交わす張処長(左)と難波市長=市役所静岡庁舎

 同協会の静岡まつりへのブース出展は4回目。葵区の駿府城公園内で台湾観光のパンフレットを配布したり、市と台湾の交流事業を写真で紹介したりする。張処長は3日に発生した台湾東部沖を震源とする地震に対する難波市長からのお見舞いの言葉に謝意を示しつつ、「新型コロナ禍を経てようやく再開した相互訪問を中断せず、ぜひ台湾に来てほしい」と話し、難波市長に台湾産のパイナップルを贈った。難波市長は「祭りを一緒に盛り上げていけたらうれしい。県台湾事務所に市職員を派遣しているので、活用しながら絆、交流を深めたい」と述べた。
 張処長は5日、県庁に川勝平太知事も訪問した。

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