IoT技術活用へ ソラコムに出資 スズキ

 スズキは26日、モビリティ分野におけるIoT(モノのインターネット)先進技術活用に向け、通信事業者のソラコム(東京)に出資したと発表した。出資額は非公表。コネクテッドカー(つながる車)向け技術サービスで具体的な協業検討を始めた。
 スズキのコーポレートベンチャーキャピタルファンドを通じて出資した。インターネットを介して車の走行データなどを把握し、利便性向上につなげるコネクテッド技術で議論を深める。
 両社は2月に協業の検討を始めたことを発表していた。グローバル市場で製品、サービスを展開する両者は合意書に基づき、電気自動車(EV)を含むモビリティや、スズキの電動車いすの足回り技術をベースにしたユニットなどと通信技術を組み合わせた新サービス創出を目指している。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞