建設会社マットが最優秀 浜松市下水道工事 イメージ向上審査

 浜松市はこのほど、「下水道工事現場のイメージアップコンクール」審査・表彰式を中央区の市住吉庁舎で開き、浜名区の建設会社マットを最優秀賞に選んだ。

表彰を受けたマットの長谷川さん(前列右から3人目)ら受賞企業の担当者=浜松市住吉庁舎
表彰を受けたマットの長谷川さん(前列右から3人目)ら受賞企業の担当者=浜松市住吉庁舎

 市発注事業の請負企業を対象に、近隣住民への理解醸成や現場周辺の環境美化などに関する優れた事例をたたえるコンクール。本年度は8社9現場から応募があり、1次選考を通過した5社が最終審査に臨んだ。
 マットは小学校に近い現場を担当し、児童に下水道の役割を学んでもらおうと平仮名の説明看板や横断幕を多用した。草刈りや祭典への協力など地域に溶け込む努力も重ねた。担当した小野茂男さんと長谷川安住さんは「地元の負担を減らし早く仕事を進めるため、説明は重要。工事に良い印象を持ってもらえるよう、今後も工夫したい」と話した。
 優秀賞はカザマテックと須山建設、特別賞は風早建設と山平建設だった。

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