浜松在住の台湾出身者と親睦 遠州日華親善協会 中央区で「懇談の夕べ」

 台湾との民間交流を推進する遠州日華親善協会(石川恵一会長)はこのほど、浜松市在住の台湾出身者を招いた「第30回懇談の夕べ」を中央区のホテルで開き、会員を含む約50人が交流を深めた。

懇談の夕べであいさつする台北駐日経済文化代表処の張淑玲処長(後方中央)=浜松市中央区
懇談の夕べであいさつする台北駐日経済文化代表処の張淑玲処長(後方中央)=浜松市中央区

 石川会長は「記念すべき30回目の懇談の夕べで、友好を深めてもらいたい」とあいさつ。来賓の台北駐日経済文化代表処の張淑玲処長は、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の工場が熊本で開所したことなどに触れ、「辰(たつ)年の今年は経済、観光、文化とあらゆる分野の交流が跳ね上がるような1年にしたいので、協会の協力をたまわりたい」と述べた。
 県内の専門学校に通う留学生1人に2万円分のギフトカードを贈った。出席者は食事や紹興酒を囲みながら懇談した。

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