【組み合わせ表あり】しんきんカップ第５４回静岡県中学選抜野球 １７日開幕 ３２チーム熱戦
しんきんカップ第５４回静岡県中学選抜野球大会（県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催）は１７日、開幕する。島田、浜岡、焼津の３球場を舞台に、３２チームがトーナメント方式で頂点を争う。決勝は３月９日午前１０時から島田球場で行い、ウェブで生配信する予定。
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初出場は合同６チームと清水一・二によるエリア制部活動の「清水セントラル」。最多出場は東海大翔洋と浜松三ケ日の２９度目。静岡東が２１年ぶり、伊豆修善寺が２０年ぶりの出場となった。
優勝候補の筆頭には１１度目の頂点を狙う東海大翔洋が挙がる。翔洋は昨秋、インフルエンザの集団感染で主力を欠き、地区１回戦で敗退したが、投打に戦力が充実している。昨夏の全国中学校体育大会優勝を経験した菊池と長橋が残り、投手も右腕鈴木、左腕吉田を軸に５投手を擁する。秋に翔洋を破った中部１位で合同部活動の島田一・二や西部１位の御前崎浜岡、東部優勝の富士宮一などが対抗できるか。
島田一・二と御前崎浜岡は初戦で激突する。島田一・二は走攻守そろった木下を筆頭に鈴木、山本、山内らが勝負強い打者がそろい打線に厚みがある。御前崎浜岡も強肩強打の捕手河原崎や、抜群の打撃センスを誇る殿岡を軸に長打力が武器のチームで、好勝負が期待できそうだ。好投手を擁する富士宮一、伊豆修善寺、焼津ウェイブズ、総合力の高い伊東対島・門野、浜松開誠館なども上位争いに絡んできそうだ。
昨年まで、新型コロナ対策として実施されていたスタンドへの入場制限がなくなり、一般客の観戦が可能となる。
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