介護職の魅力 学生が映像に 浜松市HPで公開

 浜松市は市内の学生たちが介護職員のさまざまな現場を調べ、映像作品として紹介する「ケアワーカーロールモデル構築事業」を初めて実施し、このほど市ホームページで作品10点を公開した。将来の深刻な担い手不足が懸念される介護職のやりがいを学生目線で取り上げてもらい、若者の関心を高める狙い。

市ホームページで閲覧できる学生たちの映像作品
市ホームページで閲覧できる学生たちの映像作品

 福祉や映像表現に興味のある高校生、大学生、専門学校生らを公募し、2人一組の10チームに分かれて市内介護施設で職員に密着。それぞれ仕事の内容、苦労や喜び、プライベートの様子などをまとめ、等身大のロールモデルを浮かび上がらせた。
 映像の公開は2月末までで、気に入った作品に高評価(イイね)ボタンで投票できる。投票結果や再生回数を考慮した審査で3月に上位作品を表彰する。

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