自転車マナー向上へ 高校生に啓発活動 静岡中央署と静岡南署

 静岡中央署と静岡南署は19日、自転車マナー向上に向けて、本年度の自転車マナーアップモデル校に指定されている静岡市内の高校で交通安全啓発活動を行った。

自転車で登校する生徒に交通ルール順守やマナー向上を呼びかける参加者=静岡市葵区の静岡商業高
自転車で登校する生徒に交通ルール順守やマナー向上を呼びかける参加者=静岡市葵区の静岡商業高
のぼり旗を掲げて交通安全を呼びかけた生徒ら=静岡市駿河区の静岡女子高周辺
のぼり旗を掲げて交通安全を呼びかけた生徒ら=静岡市駿河区の静岡女子高周辺
自転車で登校する生徒に交通ルール順守やマナー向上を呼びかける参加者=静岡市葵区の静岡商業高
のぼり旗を掲げて交通安全を呼びかけた生徒ら=静岡市駿河区の静岡女子高周辺

 同市葵区の静岡商業高正門前では、静岡中央署員や同校の交通安全委員ら約20人が自転車で登校する生徒にヘルメット着用を呼びかけ、啓発グッズを配布した。同署の鈴木寛治警部補は「例年、登校時は自転車事故が多い傾向にある。時間にゆとりをもち、交通安全の意識を忘れないでほしい」と強調した。
 静岡女子高(同市駿河区)周辺では、静岡南署員や同校の生徒、森下学区交通安全会ら計約80人が参加。自転車利用者らに「あなたのためです シートベルト・ヘルメット」と書かれたのぼり旗を掲げてあいさつをし、交差点前の一時停止の順守などを訴えた。同高2年の宮井里奈さんは「学校周辺の歩道を速いスピードで走行する自転車利用者が多い。安全のため、速度を落として通行してもらいたい」と話した。

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