「2024年問題」輸送会社で学ぶ 浜松湖北高生が現場を取材

 浜松市浜名区引佐町の浜松湖北高商業科3年生5人が17日、同区細江町の松浦梱包輸送引佐営業所を訪れ、同社の業務内容や、ドライバーの残業規制強化によって輸送停滞が懸念される「2024年問題」などについて学んだ。

2024年問題などについて学ぶ生徒ら=浜松市浜名区細江町の松浦梱包輸送引佐営業所
2024年問題などについて学ぶ生徒ら=浜松市浜名区細江町の松浦梱包輸送引佐営業所

 同社の担当者が輸送やバスの運行、給食配送などの業務を紹介した。2024年問題の影響について、トラックドライバーが稼げなくなる▽配達可能な距離が限られる▽送料無料が難しくなる―などと説明した。生徒は仕事で心がけている点や今後取り組みたいことなどを従業員に質問した。
 生徒が取材を通じて地元企業の魅力を発信する授業の一環。2024年問題への学びも深め、ブログや紙媒体などで紹介する。

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