石川県穴水町にトイレカー派遣 能登地震で島田市

 能登半島地震を受け、島田市は10日、トイレカー1台を石川県穴水町に派遣した。

トイレカーなどに分乗し、被災地に向かう職員を激励する染谷市長(右)=島田市内
トイレカーなどに分乗し、被災地に向かう職員を激励する染谷市長(右)=島田市内

 トイレカーは水洗式の男女別トイレなどを備えたトラック。人工肛門や人工ぼうこうを使用するオストメイトにも対応できる。約千回の利用が可能という。避難所での活用を想定し、当面、派遣を続ける予定。
 市職員4人がトイレカーなどに分乗し、被災地に向けて出発した。染谷絹代市長は「長く苦しんでいる被災者の力になってほしい」と激励し、資産活用課の平口広記主査は「現地は大変厳しい状況と聞いている。安全に帰ってこられるように頑張りたい」と語った。
 今回の職員は13日に帰任する予定で、交代で別の職員が現地に向かう見込み。

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