小中学生 お勧め本熱弁 沼津でビブリオバトル

 小中学生がお勧めの本の魅力を紹介し合い、最も読みたくなった本を観客が投票で決める「ビブリオバトル小中学生大会in沼津」がこのほど、沼津市立図書館で開かれた。

壇上でお勧めの本を紹介する出場者=沼津市立図書館
壇上でお勧めの本を紹介する出場者=沼津市立図書館

 小学生の部は滝美波さん(市立第四小6年)が紹介した「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」、中学生の部は角田蓮花さん(市立沼津高中等部3年)が勧めた「塞王の楯(たて)」がそれぞれチャンプ本に選ばれた。
 応募者68人のうち小中学生による投票形式の予選を通過した14人が出場した。小学生は3分間、中学生は5分間であらすじや本から受けた影響などを発表した。象徴的な場面を朗読して観客を引き込み、「生きることについて真正面から描いている」などと熱弁した。
 それぞれの発表後、観客と議論する時間が設けられた。観客は「手に取ったきっかけは」「時代小説は苦手だが最後まで読めるか」などと質問した。

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