研究展示や実験体験 静大浜松キャンパス 市民に公開

 浜松市中区の静岡大浜松キャンパスで11日、「第26回テクノフェスタin浜松」が始まった。教職員や学生が日頃の研究成果を、展示や実験体験を通じて市民に公開する。12日まで。

ホーバークラフトを楽しむ来場者=浜松市中区の静岡大浜松キャンパス
ホーバークラフトを楽しむ来場者=浜松市中区の静岡大浜松キャンパス

 研究室の公開展示は36ブースを設けた。XR(クロスリアリティー)で認知症の人の日常生活を体験し、介護に生かす研究などを披露する桐山・石川研究室の鈴木康生さん(同大大学院1年)は「高齢化社会などの問題解決に貢献する研究の成果を来場者に体験してほしい」と話した。ほかに、ホーバークラフトに乗る体験などができる。
 事前の予約・申し込みが必要な「キッズサイエンス」は14の実験を、当日予約・申し込み(一部は必要なし)の「おもしろ実験」は27の実験をそれぞれ体験できる。大学祭「静大祭in浜松」も同時開催している。

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