浙江省病院と友好交流覚書 静岡県立総合病院

 静岡県立総合病院(静岡市葵区)はこのほど、同病院で中国の浙江省中医院と交流の拡大を目的とした友好交流協力覚書を締結した。情報共有や教育など活発な医療交流の推進を誓い、来日した省中医院の陳智能副院長と同病院の小西靖彦病院長が覚書に署名した。

覚書に署名した小西総合病院長(右)と陳副院長(左)=静岡市葵区の県立総合病院
覚書に署名した小西総合病院長(右)と陳副院長(左)=静岡市葵区の県立総合病院

 締結式に臨んだ小西病院長は「交流を通して双方の医療水準を高め、県民と省民の健康維持のために発展していけたら」と今後の展望を語った。同病院を運営する県立病院機構の田中一成理事長らも立ち会った。
 学会への出席や研修生の受け入れなど、浙江省内の病院と県立総合病院の交流は2007年ごろから頻繁にあったという。新型コロナ感染拡大の影響を受け、対面での交流は4年ぶりとなった。

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