天竜材で辰年の置物 森林組合職員が手作り、販売 浜松

 浜松市天竜区船明の天竜森林組合で、来年の干支(えと)の辰(たつ)にちなんだ置物作りが最盛期を迎えている。「昇り竜のように飛躍する1年になってほしい」との思いを込めて、職員が一つずつ絵付けしている。

手作業で作られる辰の置物=浜松市天竜区船明
手作業で作られる辰の置物=浜松市天竜区船明

 森林環境保全の国際認証「FSC認証」を受けた天竜産ヒノキを使用する。体をくねらせる竜の姿を曲線で表現し、切り込みで表情を作ったり金色の絵の具をあしらったりするなど細部にこだわった。大きさは縦8・7センチ、横幅11・5センチ。
 台座付きで1500円。前年より200個多い1650個を限定販売する。
 11月1日から組合窓口と電話で予約・販売を始める。同月3日の天竜産業観光まつりでも販売する。問い合わせは同組合<電053(926)2800>へ。

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