「弥勒本通交番」が始動 静岡市葵区 2交番統合し新築

 静岡中央署は23日、弥勒、本通の両交番を統合して旧弥勒交番の跡地(静岡市葵区弥勒1丁目)に新築した「弥勒本通交番」で業務を開始した。

統合新築し、業務を開始した弥勒本通交番=静岡市葵区弥勒1丁目
統合新築し、業務を開始した弥勒本通交番=静岡市葵区弥勒1丁目

 弥勒、本通の両交番は建物が完成して45年以上経過し、老朽化していた。夜間も含めて複数人での勤務体制を維持するため統合した。鉄骨造り2階建ての新交番では交番勤務員9人体制で業務に当たる。
 新交番で行った業務開始式で、及川博行署長は「本通交番は暴追(暴力団追放)運動の拠点だった。これまで通り住民と向き合い、『全ては地域のために』との思いを忘れずに活動してほしい」と訓示した。交番長の清水尚史警部補は業務開始に当たって「安全で安心して生活できるまちづくりのために勤務員一同、まい進する」と誓った。

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