インフルさらに拡大、新型コロナは減少 静岡県感染症週報(9~15日)

 静岡県は20日、定点医療機関から直近1週間(9~15日)に報告されたインフルエンザの患者数が、1医療機関当たり13・68人になったと発表した。注意報レベルを超えた前週の10・08人の1・35倍。1日当たりの推計患者数は約1900人。

静岡県庁
静岡県庁

 地域別の定点当たりの患者数は東部14・56人、中部6・19人、西部19・45人。保健所別では6・12人(中部)から21・33人(賀茂)とばらつきがある。年代別割合は19歳以下が8割を超えた。
 新型コロナウイルスは定点当たり4・24人で、前週の5・29人から減少した。1日当たりの推計患者数は約500人。東部5・06人、中部3・10人、西部4・38人。秋のワクチン接種開始(9月20日)以降の県内の接種状況は全世代では5・85%で、65歳以上は14・69%となっている。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞