組織活性化に必要なビジョンは 浜松でトークセッション
浜松市中区の人材開発、組織開発を手がける「NOKIOO」は12日、トークセッション「HRライブ2023『ビジョンでチームを動かす!』」を同区の起業家支援拠点「FUSE」で開いた。人材開発の分野に詳しいゲストを招き、組織の活性化を図る上で必要なチームビジョン設計のヒントを探った。トークセッションは3回開催で、20、25日はオンラインで開く。
![チームビジョンの意味や設計のヒントを説明する鈴木さん(左)と沢渡さん(左から2人目)=浜松市中区のFUSE](/news/images/n134/1336138/IP231013TAN900033000_O.jpg)
12日はブランディング支援を手がける「パラドックス」(東京)の執行役員鈴木祐介さんと作家の沢渡あまねさんが登壇した。
チームビジョンが必要な理由として、沢渡さんは「組織の課題が難しくなる中、チームで目指すゴールを明確化し、社内の『共創』を促す必要がある」と説明した。鈴木さんは「イノベーションが生まれやすく生産性が高まる」と話した。
チームビジョンを作る初期段階として、鈴木さんは「腹を割って話し合うことが大事。納得のある問いを立てて、目標値を設定するべき」と伝えた。
会場には市内外の約30人が出席し、オンラインは約100人が参加した。