赤い羽根募金 静岡・駿河総合高生に感謝状 浄財の使途 デザインで表現

 10月の赤い羽根共同募金運動の開始を前に、県共同募金会は28日、募金の使い道を伝える広報物のデザインを考えた駿河総合高(静岡市駿河区)の3年生5人に感謝状を贈った。

赤い羽根共同募金の広報物のデザインを考えた生徒ら=静岡市駿河区の駿河総合高
赤い羽根共同募金の広報物のデザインを考えた生徒ら=静岡市駿河区の駿河総合高

 2年目となる「赤い羽根若者向けプロジェクト」の取り組み。昨年度、ビジュアルデザインの授業を選択した49人の中から、吉村柚香さん、石原百袈さん、落合志耶果さん、高尾涼花さん、松井友花さんの作品を選んだ。
 5人のデザインはそれぞれ、家庭や会社、学校に配布するチラシや壁新聞に採用された。障害者の自立支援、子ども食堂、災害ボランティア活動など、浄財の使途をイラストやグラフで伝えている。
 同募金会の影島秀明常務理事から感謝状を受け取った生徒は「人が手を取り合うイラストでつながりを表現した」「優しさに包まれるようなイメージを意識した」などとデザインに込めた思いを発表した。

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