浜松ホトニクス 代表取締役に鈴木氏 晝馬氏、代表権持たない会長に

 浜松ホトニクスは22日の取締役会で、晝馬明会長(66)が代表権を返上し、鈴木貴幸取締役(61)が代表取締役に就く人事を決めた。代表権を持つのは丸野正社長、加藤久喜副社長の3人となる。12月中旬予定の株主総会後の取締役会で正式決定する。
 経営体制の強化と充実を図ることが狙い。晝馬氏は1984年入社。2009年に父輝夫氏から社長を引き継いだ。光産業創成大学院大理事長、光科学技術研究振興財団理事長などを務め、光産業の発展に尽力した。
 鈴木氏は1989年入社。固体副事業部長などを経て2020年から取締役、22年から専務執行役員を務めている。
 社外取締役に電気通信大副学長の美濃島薫氏が就き、小館香椎子氏が退く人事も決めた。

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