サンバ、カポエラ熱く 浜松・ブラジリアンデー 食文化も堪能

 浜松市中区の松菱跡地で開催しているブラジル文化の祭典「ブラジリアンデージャパン浜松2023」(実行委主催)が17日、最終日を迎え、中心市街地はブラジル人や日本人など多くの市民でにぎわった。

ブラジリアンデー最終日にサンバを披露する出演者=浜松市中区
ブラジリアンデー最終日にサンバを披露する出演者=浜松市中区
ブラジリアンデー最終日を楽しむ来場者=浜松市中区
ブラジリアンデー最終日を楽しむ来場者=浜松市中区
ブラジリアンデー最終日にサンバを披露する出演者=浜松市中区
ブラジリアンデー最終日を楽しむ来場者=浜松市中区

 特設ステージには現地で人気の音楽プロデューサー兼歌手サウロ・フェルナンデスさんら約15組のブラジル人アーティストなどが出演し、歌やダンスを繰り広げた。会場内には伝統料理のシュラスコやパステルなどを提供する屋台やキッチンカーも軒を連ねた。
 来場者はブラジル伝統のサンバやカポエラなどに合わせて手をたたいたり、体を揺らしたりして楽しんだほか、ブラジルの食文化も堪能し、「おいしい」と笑顔を見せた。
 友人と来場した八幡中3年の河西心望さん(15)は「サンバのステージがとてもかっこよかった」と目を輝かせ、夫婦で訪れた東区の阿部精悦さん(77)は「知らない人でもみんなフレンドリーなブラジル人が大好き」とほほ笑んだ。
 両国の友好を深める目的で昨年に続いて企画。今年は日本人のブラジル移民115周年を記念し、15日から開催した。
 (浜松総局・小林千菜美、山口駿平)

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