映画撮影、地域への効果議論 静岡県立大で9~12月

 静岡県立大は9~12月、2025年に静岡市内で新作映画の撮影を計画している山本起也監督(同市出身)をナビゲーターに迎え、静岡における映画製作の可能性を探る公開講座を、静岡市駿河区の草薙キャンパスで開く。
 講座は9月30日、10月29日、11月23日、12月9日で、いずれも午後2時から。ドキュメンタリーを多く手がけ、21年には熊本県天草市を舞台にした「のさりの島」を発表した山本監督が、静岡シネ・ギャラリーの川口澄生副支配人や俳優水上竜士さんらゲストとともに、映画撮影による地域への影響や映画館の現状、撮影現場の様子などを語り合う。山本監督は「ロケ地巡りといった観光面だけでない地域への効果を知ってほしい」と話す。
 受講無料。オンライン配信も予定している。申し込みは、同大のウェブサイト内の専用フォームか広報・企画室<電054(264)5106>へ。

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