御殿場市22年度決算 実質収支29億円超の黒字

 御殿場市は28日、2022年度の一般会計歳入歳出決算を発表した。歳入から歳出と23年度への繰越財源を差し引いた実質収支は約29億1500万円となり、21年度に続き過去最大の黒字となった。
 歳入決算額は447億7400万円(前年度比9億5千万円増)、歳出決算額は414億1千万円(同4700万円減)。歳入増は法人市民税法人税割や固定資産税が増えたことによる市税収入の増加、工業団地売払収入の増加などが主な要因。歳出では投資的経費の普通建設事業費が前年度比11億7400万円増の54億1800万円となった。
 勝又正美市長は「不安定な経済状況の中で、総じて健全な、力強い決算となった。引き続き健全財政の維持と持続的な発展の両立のため、的確な行財政運営を行う」と述べた。

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