南伊豆町、CIO補佐官に古家さん 町のDX推進へ
南伊豆町は25日、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進へ、最高情報責任者(CIO)の補佐官に古家憂二さん(32)を任命した。町役場で委嘱式が開かれた。
![岡部町長から委嘱状を受けた古家さん(左)=南伊豆町役場](/news/images/n131/1304696/IP230825TAN000022000_O.jpg)
ITエンジニア派遣などを手がける都内企業社員の古家さんは2022年度に町の教育アドバイザーを務め、IT教育推進や業務のデジタル化による教員の負担軽減を図った。補佐官として庁内の委員会への助言などを通じ、窓口業務の簡素化や職員の業務負担軽減を目指す。町のDX推進計画の策定にも携わる。
岡部克仁町長から委嘱状を受けた古家さんは「DX推進を通じ、少子高齢化をはじめとした地域の課題解決にもつなげていきたい」と意欲を示した。
同町CIOの橋本元治副町長は「町の状況を既に十分理解してもらっている。昨年度までの経験をぜひ生かしてもらいたい」と期待を寄せた。
町企画課によると、少なくとも県内では10市町が既にCIO補佐官を任命しているという。