幼魚の魅力語り合う 鈴木香里武館長ら11人 清水町

 清水町のサントムーン柿田川にある「幼魚水族館」は8日、開館1周年を記念した「第1回幼魚サミット」を同町地域交流センターで開いた。鈴木香里武館長ら「幼シャンズ11」と名付けた11人の専門家らと来場者が、幼魚の魅力を語り合った。

鈴木館長らが幼魚の魅力について語った「幼魚サミット」=清水町地域交流センター
鈴木館長らが幼魚の魅力について語った「幼魚サミット」=清水町地域交流センター

 サミットは2部構成。1部は鈴木館長と同館広報の石垣幸二さんが、来場者に好きな幼魚を尋ねたアンケートを基にトークした。2人は来場者が挙げたタテジマキンチャクダイが、幼魚の時の渦巻き状のしま模様から、次第に直線的なしまに変化する様子を画像や動画で紹介。鈴木館長は「幼魚から成魚に変わる様子を観察してほしい」と飼育の楽しさを語った。
 第2部は遺伝学者で富士・箱根・伊豆国際学会の五條堀孝会長や海洋生物写真家の峯水亮さんら9人が加わり、それぞれ専門の視点から幼魚の魅力を述べた。

 

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