浜松湖北高生 ミカン摘果実習 営農アドバイザーが講師

 浜松市北区引佐町の浜松湖北高農業科2年生約40人が6日、校内の農地で栽培しているミカンの摘果実習に臨んだ。JAとぴあ浜松の営農アドバイザー2人が講師を務めた。

JAとぴあ浜松の営農アドバイザー(左)から摘果の助言を受ける生徒=浜松市北区引佐町の浜松湖北高
JAとぴあ浜松の営農アドバイザー(左)から摘果の助言を受ける生徒=浜松市北区引佐町の浜松湖北高

 生徒は講師から「実が多すぎると、木が養分を使いすぎて来年に実がならなくなる」などと摘果の目的について説明を受けた。「上部3分の1は全て摘果する」「果実は上向きにひねって取る」などの助言に沿って実践し、早生(わせ)ミカンの木の着果バランスを整えた。
 実家が農家という竹内仁之介さん(16)は「ミカンの摘果は初めてで楽しかった。重なった実の真ん中を取り、間隔を空けるように意識した」と話した。
 農業科の生徒は、秋にミカンを収穫し、校内外で販売する。

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