教育環境巡り年度内に提言 裾野市検討委初会合
裾野市は5日、教育のあり方検討委員会の初会合を市役所で開いた。社会情勢の変化などを踏まえた小中学校の適正な教育環境について、年度内に提言書を取りまとめる。
![委嘱状の交付を受ける代表委員(右)=裾野市役所](/news/images/n128/1272887/IP230706TAN000049000_0001_CDSP%282%29.jpg)
有識者や小中学校の校長、区長連合会とPTA連合会の代表ら10人で構成する。若い世代の意見も取り入れようと、高校生や1年目の新人教職員も委員に選ばれた。風間忠純教育長は代表委員に委嘱状を手渡し、「児童生徒数の減少を受け、学校再編を計画している。今後の裾野市の教育について具体的に問題提起し、考えていきたい」とあいさつした。
初回は子どものコミュニケーション能力育成や、心身ともに満たされたウェルビーイングを議題に話し合った。