景観保全へ“松崎 草刈り大作戦” 住民ら耕作放棄地を整備 

 松崎町の住民有志がこのほど、「松崎をきれいに 草刈り大作戦」と銘打ち、耕作放棄地の整備に着手した。景観保全のために集まった約20人が、同町江奈付近で生い茂った草の刈り取り作業に汗を流した。

生い茂った草を刈り取る地域住民=松崎町江奈
生い茂った草を刈り取る地域住民=松崎町江奈

 作業に当たったのは、港周辺の整備を行う「松崎ポートクラブ」(端山晋一代表)や地域おこし協力隊。地域住民によると、同地区周辺の耕作放棄地は10年以上前から手付かずの状態で、茂みが広がり、景観の悪化が指摘されていた。
 現場には背丈より高い雑草も見られ、住民らは草刈り機を使って少しずつやぶを切り開いた。端山さんは「この辺りは町内でも茂みがひどい場所。まちをきれいに保ち、訪れる人に喜んでもらいたい」と話した。

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