静岡県立大 留学生12人に奨学金

 静岡県立大は27日、本年度の私費外国人留学生奨学金の授与式を静岡市駿河区の同大草薙キャンパスで開いた。本年度は計5カ国から留学している学部生5人と大学院生7人に給付した。尾池和夫学長が出席した学生に認定書を手渡した。

認定書を受け取った留学生ら=静岡市駿河区の県立大
認定書を受け取った留学生ら=静岡市駿河区の県立大

 同奨学金は同大の研究水準向上や国際交流推進への寄与を目的に、書類審査などを経て学業、人物ともに優れた私費留学生に給付している。学部生が5万円、大学院生は7万円をそれぞれ毎月支給され返済義務はない。給付期間は1年間。
 留学生を代表し、ベトナムから来日した国際関係学部4年のファム・タン・ヴァンさん(26)は「奨学金を活用し、学問や社会に貢献するための力を養いたい」と謝辞を述べた。
 尾池学長は「留学生はいろいろな苦労があると思う。少しでもこの奨学金が学業の助けになるとうれしい」と話した。

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