遠心力、摩擦力ってなに? 子ども向け工作実験教室 浜松市中区

 子どもたちに科学の楽しさを伝えるイベント「リフレッシュ理科教室」(静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、浜松市中区のクリエート浜松で開かれた。市内の小中学生ら約60人が遠心力や摩擦力を使った工作実験に挑戦し、力学の奥深さを体感した。

工作実験を楽しむ参加者=浜松市中区のクリエート浜松
工作実験を楽しむ参加者=浜松市中区のクリエート浜松

 応用物理学会東海支部などが主催した。静岡大の教員らが指導し、参加者はカップ型のルーレットを作った。透明なプラスチック製カップの内側に、竹箸で回転させるコップを設置。ビーズを入れ、竹箸を手で回すと、遠心力でビーズが勢いよくコップの壁を上がり、外側のカップの得点盤に入れる仕組みに仕上げた。子どもたちは得点が決まると、歓声を上げて盛り上がった。
 静岡大付属浜松小の堤谷柚希さん(10)、梨乃さん(8)の姉妹と、杉田児次朗さん(11)は「家でも作りたい」と声をそろえた。

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