県産温室メロン 最高賞に堀内さん 袋井 クラウンメロン 支所で品評会

 本県産温室メロンの頂点を決める「県温室メロン品評会」(県温室農業協同組合主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、袋井市の県温室農協クラウンメロン支所で開かれた。生産者約350人の中から、最高賞の農林水産大臣賞に堀内徹也さん(クラウンメロン支所)が選ばれた。

内容審査が行われる品評会=袋井市のクラウンメロン支所
内容審査が行われる品評会=袋井市のクラウンメロン支所

 クラウン、磐田、静南の3支所の予選を通過した52点が出品された。全国の市場関係者や県職員らが審査員を務め、網目の張り方、玉の形、味、香りなどで採点した。最高賞を受賞した堀内さんは、11月に明治神宮で行われる新嘗祭(にいなめさい)に生産したメロンを奉納する。
 特産の温室メロンの品質向上や消費拡大を目指して開催している。同支所によると、今年のメロンは春先に晴天が続いたことで順調に生育し、品質も安定しているという。
 このほかの入賞者は次の通り。
 【1等】1席(関東農政局長賞)藤田直芳(磐田)▽2席(県知事賞)山崎靖史(クラウンメロン)▽3席 松井善和(静南)
 【2等】1席 安井孝政(クラウンメロン)▽2席 岩本将俊(同)▽3席 鈴木利直(磐田)▽4席 浅井基裕(クラウンメロン)▽5席 永田祐司(同)▽6席 宮本恭秀(磐田)
 【3等】1席 永田盛通(クラウンメロン)▽2席 松山承樹(同)▽3席 高橋英樹(同)▽4席 戸塚義典(静南)▽5席 鈴木茂喜(磐田)▽6席 森下憲司(静南)▽7席 古橋治通(クラウンメロン)▽8席 井口貴彦(同)▽9席 鈴木幸一(同)▽10席 金原大貴(同)

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