多様性尊重の大切さ訴え シンガー・ソングライター玉城さん 浜松・上島小で講演
浜松市中区の上島小はこのほど、アジア地域の留学生を支援する「ホストマザー」の活動を続けるシンガー・ソングライター玉城ちはるさんを講師に招き、多文化共生社会について考える講演会を同校で開いた。
玉城さんは中国人の子どもの面倒を見た際、食事を毎回残す行為に「もったいない」と叱ったが、後に満足や感謝を伝えるため残す同国のマナーの存在を知ったとの経験を紹介。「１カ月間ずっと悩んだりショックを受けたりしていたが、もっと早く対話をするべきだった」と振り返った。多様性を尊重するためには「自分の思いを相手に伝えることが大切」と呼びかけた。
はごろも教育研究奨励会が主催する「はごろも『夢』講演会」の一環で、４～６年生が聴講した。
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