田んぼアートで「家康公」 秋が楽しみ 浜松の児童、田植え体験

 浜松市南区の白脇小や砂丘小などの3~6年生計30人はこのほど、同区寺脇町で田んぼアートの田植え体験を行った。市白脇協働センター主催の農業体験プログラム「子ども講座」の初回。

田んぼアートの田植えを行う児童ら=浜松市南区
田んぼアートの田植えを行う児童ら=浜松市南区

 児童は住民有志でつくる「白脇田んぼアートの会」のメンバーやJAとぴあ浜松職員ら約20人の指導の下、泥に苦戦しながら、もち米「葵美人」の苗を植えた。今後講座で稲刈り体験や餅作り体験を行う。同会によると、今年のアートのテーマは「徳川家康」。数種類の苗を約2400平方メートルの田んぼに植えていくという。
 田んぼアートの田植え体験が今回で4回目の工藤琉夏さん(9)=白脇小4年=は「黙々と田植えに取り組んだ。完成する姿が楽しみ」と声を弾ませた。

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