公募出演者とトーク 地元出身漫画家・しりあがり寿さん 「ストレンジシード静岡」開幕

 パフォーミングアーツのイベント「ストレンジシード静岡」が4日、静岡市葵区で開幕し、地元出身の漫画家しりあがり寿さんによるトーク「ストリートシアターの挑戦ってなんだ?」が開かれた。公募で選ばれた3団体が出演し、それぞれの作品に込めた思いなどについて語り合った。

しりあがり寿さん(右)に創作活動への思いを語る出演者=静岡市葵区の駿府城公園
しりあがり寿さん(右)に創作活動への思いを語る出演者=静岡市葵区の駿府城公園

 出演したのは、段ボール100個を使って破壊と再興を伝える「DANCE PJ REVO」(東京都)、肉体が生命を終えて朽ちるまでを表現する「安住の地」(京都府)、猿回しに着想した「怪獣回し」を演じる「お寿司」(同)。自身が見聞きした日常風景の一こまに矛盾点や疑問点を見いだし、表現につなげるまでを紹介した。
 イベントは6日まで。駿府城公園内や中心市街地の街角で、演劇など12種類の演目を披露する。

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