安倍川もちクイズで交流  静岡の安倍川中、駒形小、田町小

 静岡市葵区の安倍川中、田町小、駒形小の3校は2日、安倍川中で「安倍川もち」に関する合同行事を開いた。静岡型小中一貫教育のグループ校の全児童生徒による対面交流は初めて。

安倍川もちに関するクイズを楽しむ参加者=静岡市葵区の安倍川中
安倍川もちに関するクイズを楽しむ参加者=静岡市葵区の安倍川中

 3校共通の「あべかわ学」にちなんだ活動。児童生徒730人がグラウンドに集まり、中学2年生が考案した、安倍川もちについてのクイズに挑戦した。正解すると歓声や拍手で喜んだり、自校以外の児童生徒に話しかけたりして親睦を深めた。中学1年生が3月まで在籍していた小学校の教員に声をかける姿も見られた。
 市内では2022年度から静岡型小中一貫教育が始まったが、新型コロナウイルスの影響で全員が集合する行事の開催は難しく、オンライン交流や、学年単位など密になりにくい人数規模での対面活動を続けてきた。感染症法上の位置付けが8日に5類に移行するのを見据え、全員での活動を採り入れた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞