特別賞にＮＰＯ六星 「大切にしたい会社大賞」 浜松市役所訪問、喜び報告
浜松市内３カ所で視覚障害者の就労継続支援事業所を運営するＮＰＯ法人六星（東区）の斯波千秋代表理事らがこのほど、市役所に鈴木康友市長を訪ね、人に優しい経営を行っている企業・団体を顕彰する「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の実行委員会特別賞を受けたことを報告した。
市役所を訪れたのは斯波代表理事と同ＮＰＯが中区で運営する「ウイズ蜆塚」の古橋友則施設長。斯波代表理事は１９９６年に全国で初めて視覚障害者の小規模授産所を開設するなどしてきたこれまでの活動を振り返り、「中途視覚障害者らが希望を持って生きるきっかけとなるような拠点を全国に広げたい。多くの人に支えられて受賞できた」と喜びを語った。
同ＮＰＯは長年、視覚障害者が社会に出るための支援と居場所の確保に努めてきたことに加え、取り組みのノウハウを広く公開している点などを評価された。
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