遠州灘侵食対策委 パンフ作成配布へ 効果、目標まとめる

 静岡県の遠州灘沿岸侵食対策検討委員会は17日、会合を浜松市中区の県浜松総合庁舎で開いた。2004年から続く委員会で検討した内容などを整理する中間取りまとめを作成するとともに、広く一般市民に周知するための概要版パンフレットを配布することを確認した。

遠州灘沿岸侵食対策検討委員会の会合。中間とりまとめや概要版パンフレットを作成することを確認した=浜松市の県浜松総合庁舎
遠州灘沿岸侵食対策検討委員会の会合。中間とりまとめや概要版パンフレットを作成することを確認した=浜松市の県浜松総合庁舎

 中間取りまとめはこれまでの議論をもとに、浜松篠原海岸など各海岸での侵食の状況やこれまでの対策と効果、今後の目標などを盛り込む。概要版はそれらの情報をコンパクトにまとめ、A4判8ページ程度で紹介するとした。
 夏ごろに学識委員が内容について持ち回りで確認し、9月下旬ごろの完成、公表を目指すとした。会合では「写真や図などを多く使い、分かりやすい内容を意識すべき」といった意見が出た。

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