長い冠羽、赤い尾先 ヒレンジャク飛来 浜松市内【動画あり】

 落葉樹の枝に丸みがある野鳥が群れをなし止まる。長い冠羽と黒いサングラスをかけたような顔がトレードマークのヒレンジャクが2月下旬、浜松市内の河川敷で春の渡りに備えていた。

長い冠羽と黒いサングラスをかけたような顔がトレードマークのヒレンジャク=2月下旬、浜松市内
長い冠羽と黒いサングラスをかけたような顔がトレードマークのヒレンジャク=2月下旬、浜松市内
水を飲み、飛び立つヒレンジャク。尾羽の先端が赤色をしている=2月下旬、浜松市内
水を飲み、飛び立つヒレンジャク。尾羽の先端が赤色をしている=2月下旬、浜松市内
ヤドリギの実をついばむヒレンジャク=2月下旬、浜松市内
ヤドリギの実をついばむヒレンジャク=2月下旬、浜松市内
水を飲み、飛び立つヒレンジャクとイカル(奥)=2月下旬、浜松市内
水を飲み、飛び立つヒレンジャクとイカル(奥)=2月下旬、浜松市内
長い冠羽と黒いサングラスをかけたような顔がトレードマークのヒレンジャク=2月下旬、浜松市内
水を飲み、飛び立つヒレンジャク。尾羽の先端が赤色をしている=2月下旬、浜松市内
ヤドリギの実をついばむヒレンジャク=2月下旬、浜松市内
水を飲み、飛び立つヒレンジャクとイカル(奥)=2月下旬、浜松市内

 21日は1羽だったが、22日は10羽以上がヤドリギのある木の枝に止まり、好物の実をついばんだり、アトリ科のイカルと競い合うように水を飲んだりする姿が見られた。
 レンジャク科のヒレンジャクは全長18センチほどで、尾羽の先端が赤色。雌雄同色で頬に赤みがあり、全身がほぼ褐色で腹部は黄色っぽい羽毛で覆われている。よく似たキレンジャクは尾羽の先端が黄色い。
 群れで行動することから、小鳥が数多く連なる様子を意味する「連雀(れんじゃく)」が名前の由来になったとされる。シベリア東部や中国東北部などで繁殖し、冬季は中国南部や朝鮮半島、日本全土に渡る。県内では河川敷や公園などに飛来するが、年によって飛来数は変化する。

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