ペットボトルのリサイクルで協定 沼津市とコカ・コーラ販社
沼津市とコカ・コーラボトラーズジャパン(東京)はこのほど、ペットボトルの資源循環リサイクルに関する事業連携協定を締結した。同社が県内市町と同様の協定を結ぶのは初めて。
使用済みペットボトルをリサイクル処理し、新たなペットボトルに再生させる「水平リサイクル(ボトルtoボトル)」協働事業。4月から、市が回収した全ての使用済みペットボトル(年間約300トン)が対象になる。廃棄物の減量や資源の有効利用を推進する。期間は1年ごと更新する。
市役所で締結式を開き、頼重秀一市長は「行政と市民が連携してリサイクル事業に取り組む。環境と共生する持続可能なまちづくりを目指す」と述べた。同社の荷堂真紀執行役員は「資源循環型社会の実現に向け事業を継続していきたい」と話した。