禅画や書43点一堂に 駿府博物館で企画展トーク

 禅に関する書や日本画を集めた企画展「禅 ダルマさんが並んだ」(駿府博物館主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が3月5日まで、静岡市駿河区の同館で開かれている。21日にギャラリートークが開かれ、来場者が奥深い禅の世界に触れた。

ギャラリートークを実施した企画展=静岡市駿河区の駿府博物館
ギャラリートークを実施した企画展=静岡市駿河区の駿府博物館

 県内にゆかりがある山本玄峰や白隠慧鶴などの禅僧が手がけた書のほか、中国禅宗の開祖とされる達磨(だるま)の伝説を表現した禅画など計43点を展示している。
 ギャラリートークで、高林寺(同区)の山崎慈耕住職は「墨跡を通じて作者の心境が分かる。今では会えない禅僧の人々の影に触れることができる」と魅力を語った。中高年を中心に約90人が集まり、熱心に聞き入った。

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