児童が描く地域の宝物 静岡市葵区で作品展

 静岡市内の小学生が絵画を寄せた「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの絵画展」(静岡ユネスコ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が6日、同市葵区の市役所市民ギャラリーで始まった。11日まで。

作品を鑑賞する来場者=静岡市葵区の市役所市民ギャラリー
作品を鑑賞する来場者=静岡市葵区の市役所市民ギャラリー

 三保松原や安倍川花火大会など、児童が地域の風景を思い思いに描いた約170点が並ぶ。最高賞の日本ユネスコ協会連盟会長賞に輝いた中田小6年の漆畑咲穂さんの風景画は、老舗とろろ汁屋「丁子屋」(同市駿河区)が題材。かやぶき屋根やちょうちんなど昔ながらの外観を細部まで丁寧に描いている。
 静岡ユネスコ協会の斎藤隆会長は「作品の背景にある児童の思い出を感じてほしい」と話した。

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