子どもの誤飲予防 窒息時対処法解説 浜松市西区

 子どもの事故予防などに取り組む市民団体「命のバトン浜松」はこのほど、異物誤飲事故の予防と窒息時の対処方法を解説する講座を、浜松市西区の舞阪協働センターで開いた。鈴木直浩代表(51)が講師を務めた。子どもが味見のつもりで何でも口に入れてしまうことや、食べながら走ったり遊んだりして喉に異物を詰まらせてしまう状況を説明した。

鈴木さん(右)の指導で窒息時の対処法を実践する参加者=浜松市西区の舞阪協働センター
鈴木さん(右)の指導で窒息時の対処法を実践する参加者=浜松市西区の舞阪協働センター

 マネキンを使って窒息時の対応を実演し、「子どもの命を守ることができるのは家族。日ごろから予防を意識し、正しい知識の習得を」と呼びかけた。
 生後3カ月の乳児を育児中という同区の福長希さん(28)は「SNSで誤飲の事例を見かけて、事故の多さを感じた。もしもの時は冷静に対処したい」と話した。

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