南アルプス教材開発、小中生も オンラインで体験 浜松

 静岡県や浜松市、静岡大などで組織するトップガン教育システム協議会はこのほど、課外講座「南アルプスの魅力を探求する教材の開発に参加しよう」を同市中区の静岡大浜松キャンパスで開いた。小中学生25人が参加し、県が開発中の同アルプスをテーマにしたオンライン教材を体験した。

オンライン教材の操作を体験する参加者=浜松市中区の静岡大浜松キャンパス
オンライン教材の操作を体験する参加者=浜松市中区の静岡大浜松キャンパス

 教材開発は、2014年にユネスコエコパークとして登録された南アルプスについて、若い世代に知識を身につけてもらおうと企画した。児童、生徒の意見も取り入れ、地理やライチョウをはじめとする動植物の生態、環境問題などを学べる内容を目指している。
 参加者はタブレット端末を操作し、「高い場所で森林が見られない理由は?」「ライチョウの天敵は?」などのクイズに挑戦。アンケートにも答えた。 

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