焼津署 高齢者の交通事故防止へ 老人クラブに協力を依頼 

 焼津署は14日、高齢者が関連する交通死亡事故の連続発生を受けて、焼津市内の老人クラブでつくる「さわやかクラブやいづ連合会」に交通事故防止の協力を依頼した。

啓発品などを滝沢会長(左)に手渡す井上課長(右)=焼津市宗高のさわやかクラブやいづ連合会
啓発品などを滝沢会長(左)に手渡す井上課長(右)=焼津市宗高のさわやかクラブやいづ連合会

 同署の井上寿晃交通課長が同連合会事務所(同市宗高)を訪ね、滝沢義雄会長、遠藤耕輔副会長に高齢者を巡る交通死亡事故が多発している現状を説明し、同連合会の会員に周知徹底を求めた。滝沢会長は、高齢者事故が相次いでいることに危機感を示し、要請を受け入れた。その後、同署が反射材など啓発品40セットを贈呈した。
 同署によると、今月11日に浜松市と三島市、13日に熱海市で高齢歩行者が亡くなる交通事故が相次いで発生した。井上課長は「夕方から夜間に出歩くときは反射材を装着して、自分の身を守ってほしい」と呼び掛けた。

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