島田市 園児出席確認など全園対象に調査 牧之原園児死亡

 牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で送迎バスに取り残された園児が死亡した事件を受け、島田市は8日までに、市内の保育所や幼稚園37園を対象に、園児の出席確認や送迎バスの運行に関する調査を開始した。
 通常時の園児の出席確認の方法や連絡のない欠席があった場合の対応、送迎バスの運転手や同乗者の数、同乗者の役割などについて回答を求めた。昨年福岡県で起きた事件を受け国から示された安全確認のポイントについて、どのような対策を講じたかも尋ねる。
 市保育支援課の担当者は事件について「事故は常に起こりうるが、(今回の事件は)確認が二重三重に漏れ、徹底されていなかった。まずは現状を把握した上で、指導監査などに生かしたい」と話した。

 

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