静岡・もちひこに宮城県から感謝状 防災事業に寄付
静岡市清水区由比町屋原のテントハウス製造販売「もちひこ」(望月伸保社長)に26日、宮城県の職員が訪れ、同県が進める「企業版ふるさと納税」への寄付に対する県知事感謝状を同社に贈った。
![感謝状を受け取った望月社長(左)=静岡市清水区由比町屋原](/news/images/n112/1114019/IP220826TAN000069000_O.jpg)
同社は、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス屋内練習場の施工や震災後には同県南三陸町の仮設魚市場施工を担当していて、縁のある同県防災事業の力になろうと現金100万円を寄付していた。同県は寄付金について、仙台市宮城野区で計画している大規模災害時に支援物資や人員の輸送網の中核を担う広域防災拠点の整備に活用するとしている。
同県土木部の千葉衛部長が望月社長に村井嘉浩宮城県知事からの感謝状を手渡した。千葉部長は「知事が深く感謝している。県内外から民間の協力を得ることで、宮城県の防災体制が構築できる」と話し、同社の貢献をたたえた。